賃貸物件の賃貸借契約の地位は相続されます

先日、友人から相談を受けました。それは、1人暮らしをしている年老いたお父さんと同居をすることに関するものでした。最近、お母さんが亡くなられたことで1人暮らしになってしまったことを受けて同居をすることを決めたようです。友人家族も、そのお父さんも、ともに賃貸マンションに住んでいます。そして、お父さんのマンションの方がずいぶん広いそうで、そちらの方で同居を始めることになったらしいです。そして、そこで気になることがあるということでした。

それは、そのマンションの賃貸借契約のことです。縁起でもない話ですが、お父さんに万が一のことがあった場合、その契約が当事者の死亡によって終了してしまうのではないかということでした。しかし、賃貸借契約は、借主の死亡により自動的に終了するということは有りません。ちなみに貸主が死亡した場合も同じように、自動的に終了することはありません。その契約上の地位は相続されます。つまり、その友人は、お父さんの相続人なわけですから、その契約上の賃借人という地位は相続されて、その子供である友人が賃借人ということになるのです。つまり、お父さんが死亡したことによって契約が解除されて、退去を要請されるということはないということです。
Copyright (C)2017東京でも安い賃貸物件があるところ.All rights reserved.